2011年11月30日 星期三

羽入的旁白 4

守りたいと思う心に、嘘はなかった
大切にしたいと思う心は、誰よりも強い筈だった

優しさから生まれた黒い感情は
やがて殺意へと変わり
真っ白だった思いは、赤と黒で染まっていく
それが守りたかった日常の
崩壊を意味していると解っていながら

ひぐらしのなく頃に 祭 第肆章 祟殺し

何が間違っていたのか
その答えを探して悲劇はさらに広がっていく

羽入的旁白 3

本当に伝えたいのは、違う言葉だった
本当に感じたいのは、違う心だった

すれ違いが溝を生み
躊躇いの気持ちが 人を恐怖へと沈ませる
もう誰も止められない
冷たい感情が剥き出しの心を深く、残酷にえぐっていく

ひぐらしのなく頃に 祭 第参章 綿流し

何故あの時と呟く、後悔の言葉
それは最早、虚しい響きだった

羽入的旁白 2

始めは、ちょっとした不安だった
誰かを傷つけたいなんて、考えもしなかった
それでも、不安は孤独を生んで
そして疑念へと変わり
やがては黒い殺意が心を闇に閉ざしていった

戻らない日常
少年は足を踏み出す
その先が奈落の底だとも気付かずに

ひぐらしのなく頃に 祭 第弐章 鬼隠し

信じたいと思う気持ちが生んだ悲劇
流した涙は、懺悔か、それとも怨恨か

羽入的旁白 1

人は誰しも、辛いことから逃げたがるもの
人は誰しも、現実よりも夢を見続けたいもの

越えるべき壁 向きあう現実から目を逸らし続けた先に
手に入れるものは、一体何なのか
そして、失ったものは・・・


ひぐらしのなく頃に 祭 第壱章 盥回し

逃げることは罪じゃない
でも、現実は夢のように甘くなかった